ケアマネージャー試験の合格率は20%台と難易度が高いように感じますが 受験資格に達したからと試験対策もせずに受験してしまう人も多い現状ですので、数字は気にしない方がいいでしょう。しっかりと対策をしたらケアマネージャーの資格は取得できます。
年度(回) | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
平成10年(第1回) | 207.080人 | 91.269人 | 44.1 % |
平成11年(第2回) | 166.117人 | 68.090人 | 41.2 % |
平成12年(第3回) | 128.153人 | 43.864人 | 34.2 % |
平成13年(第4回) | 92.735人 | 32.560人 | 35.1 % |
平成14年(第5回) | 96.207人 | 29.508人 | 30.7 % |
平成15年(第6回) | 112.961人 | 34.634人 | 30.7 % |
平成16年(第7回) | 124.791人 | 91,269人 | 44.1 % |
平成17年(第8回) | 136.030人 | 34.813人 | 25.6 % |
平成18年(第9回) | 138.262人 | 28.391人 | 20.5 % |
平成19年(第10回) | 139.006人 | 28.391人 | 22.8 % |
平成20年(第11回) | 133.072人 | 28.990人 | 21.8 % |
平成21年(第12回) | 140.277人 | 29.485人 | 21.0 % |
平成22年(第13回) | 139.959人 | 28.703人 | 20.5 % |
平成23年(第14回) | 145,564人 | 22,239人 | 15.3 % |
平成24年(第15回) | 146,586人 | 27,905人 | 19.0 % |
平成25年(第16回) | 144,397人 | 22,331人 | 15.5 % |
平成26年(第17回) | 174,974人 | 33,539人 | 19.2 % |
平成27年(第18回) | 134,539人 | 20,924人 | 15.6 % |
平成28年(第19回) | 124,585人 | 16,280人 | 13.1 % |
平成29年(第20回) | 131,432人 | 28,223人 | 21.5 % |
平成30年(第21回) | 49,333人 | 4,990人 | 10.1 % |
令和元年(第22回) | 30,509人 | 5,644人 | 18.5 % |
令和2年(第23回) | 46,415人 | 8,200人 | 17.7% |
令和3年(第24回) | 54,290人 | 12,662人 | 23.3% |
*令和元年は一部の都県の試験が台風により延期になりました。上記のデータは延期になった方々は含まれていません。
過去の職業別合格者数を見ると看護士・准看護師の割合が高い傾向にありましたが、近年は介護福祉士の合格者数が増加傾向にあります。免除のある職業は合格率は高いのですが、合格者数ではやはり介護福祉士が圧倒的です。
第1回〜第22回ケアマネ試験、職業別合格者数
職業 | 合格者数 |
介護福祉士 | 310,488人 |
看護師、准看護師 | 169,193人 |
相談援助業務等従事者 | 78,461人 |
社会福祉士 | 44,593人 |
保健師 | 27,650人 |
薬剤師 | 20,353人 |
医師 | 15,277人 |
理学療法士 | 16,130人 |
栄養士・管理栄養士 | 13,333人 |
歯科衛生士 | 11,615人 |
作業療法士 | 9,637人 |
あん摩マッサージ・指圧師・ はり師・きゅう師 | 8,996人 |
精神保健福祉士 | 5,881人 |
柔道整復師 | 4,336人 |
歯科医師 | 3,844人 |
助産師 | 1,959人 |
言語聴覚士 | 1,346人 |
視能訓練士 | 228人 |
義肢装具士 | 138人 |
介護福祉士の次のステップとしてケアマネージャーの資格取得を望む方が多いようです。
県別に毎年合格率が低い県も高い県も例年同じ傾向にあることから県別に合格基準を決めてるのでは?などと言われたりしますが、合格点なども発表してますし試験結果通知に獲得した点数が送られてくるのでそれはないと思います。ただ必要なケアマネの全体人数は出し、試験の質は落とさない為の最低点設置にはなっているとも予想できます。
受験者数の多い県は合格者数も多いのは当然ですが、都市部は合格率も高いようです。専門学校や教室の多い都市部に合格者が集中してしまう傾向があるためです。しかし、その点では現在は通信講座を利用するなどの対策もありますので、その差は縮まる傾向になってくると思います。
ケアマネージャーの試験では試験終了後に合格基準点が発表されます。介護支援分野、保険医療福祉サービス分野の区分ごとに、正答率70%を基準とし、問題の難易度で補正すると発表されてます。固定された合格基準ではないのでその年度の試験の難易度にあまり左右されないとも言えます。
資格勉強においては満点を目指すのではなく、合格点を目指すというのがセオリーです。合格基準点をしっかりと把握しておくのは基本です。
下記は第22回(令和元年)のケアマネ試験合格基準点です。
分野 | 問題数 | 合格点 |
介護支援分野 | 25問 | 15点 |
保健医療福祉サービス分野 | 35問 | 24点 |
2015年までは持ってる資格によって回答免除があったので、免除される区分ごとに合格基準点を出してました。参考までに2011年と2010年の合格基準点はこちらです。
分野 | 2010 | 2011 |
介護支援分野 | 14点 | 15点 |
保健医療福祉サービス分野 | ||
(1)免除なし | 25点 | 23点 |
(2)免除あり | ||
甲区分 | 12点 | 13点 |
乙区分 | 15点 | 14点 |
丙区分 | 15点 | 11点 |
乙丙区分 | 4点 | 2点 |
このサイトを見ていただいてる方はケアマネのの資格に興味がある方かと思います。ただ何気にケアマネ資格に興味がある方、なんでもいいから資格を取ってスキルアップしたいと思ってる方、すでにケアマネを目指して講座に選びに迷ってる方などさまざまかとは思います。
皆さん実感してるとは思いますが、何の資格の勉強においても一番たいへんなのは、勉強のスタートを切る事です。「いつかケアマネの資格が取りたいな」と言っていたのではいつまでたっても資格は取れません。皆さんも「いつかは~したいな」と何気なく思っていて実現した事がありますか?皆さんの周りで「いつかは~したいな」と言ってる人がそれを実現した人がいますか?「いつかは~したいな」は「永遠にしない」と同意語です。逆に言うとそれほど最初の一歩は難しいものです。
ではどうしたらいいのでしょうか?
答えは簡単です。心に決めて実際に動けばいいのです。独学の方なら「今日~書店にテキストを買いに行く」、通学、通信の方なら「今日、講座の資料請求をする。」など「いつどうする」か決めて実行してください。
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