ケアマネ試験直前対策と本番での心構え

管理人

ケアマネージャー試験勉強は長期戦です。なかなか直前の詰め込みだけでは合格できません。1年かけて勉強する方も何年かかけて合格する方も沢山います。

しかし長い期間勉強してきた方も、本番直前1週間前などは何をやればいいのかわからなくなってしまいます。また試験自体から遠ざかっている方は試験慣れしてないため本番も心配かと思います。

そこでここでは直前期間にすべき事や試験本番の心構えなどをまとめましたので参考にしてみて下さい。

ケアマネ試験直前対策

ケアマネージャー試験がいよいよ直前にせまって来たら、焦らず、出来ることをきっちりとやりましょう。

近年の傾向と噂されてる事を以下にまとめました。

法改正を問う問題が出題されることが予想される

法改正があった場合は出題される可能性は大いにあります。2018年の法改正■自己負担割合が最大3割■40~64歳収入に応じて保険料が変わる■自立支援・重度化防止を見据えた報奨金■介護医療院設立■障害福祉サービス事業所等による共生型サービスなどはチェックしておきましょう。

難化傾向の介護支援分野、難問は飛ばす勇気も

介護支援分野の難化傾向は続くと見込まれます。ケアマネ試験は時間配分が重要です。時には飛ばす勇気も必要となります。まずは全問手を付ける事を目標に。

問題の文章が短くなる傾向は続く

近年のケアマネ試験は問題文が短い傾向にあります。その分ヒントも情報も少なく解き難いと言えます。過去問や問題集の短い文章の設問を見直し、対策をかんがえましょう。

本番1週間前から朝型に変える

助手

ケアマネ試験の本番は午前10時開始(午前9時40分着席)と決まっています。これは免除のある方も同じです。

試験本番にベストな状態で頭を働かせるには朝型である必要がありますが本番のみ早く起きるだけでは頭は働きません。また2,3日前からでも遅く、最低でも1週間は必要と言われています。

試験直前は詰め込み、追い込みで夜遅くまで勉強しがちですが最低1週間前には工夫して本番に頭が働くよう朝型の生活にしましょう。

普段仕事などの関係でなかなか夜型から変えられない方は、夜早く寝ようと思ってもなかなか難しいかもしれません。頑張っても寝れない時は寝れないものです。その場合は1日だけ睡眠時間を削って早く起きるしかありません。無理して起きたその日の夜からは寝れるようになるはずです。

擬似カンニングペーパーを作る

講師

ケアマネージャー試験の範囲は膨大で1週間前からすべての範囲を覚える事はできません。薄っぺらに全範囲やろうとしても得点には結びつきません。そこで1週間前からは、苦手範囲にしぼった対策が必要です。

そこでおすすめは”本気のカンニングペーパーを作る”という事です。

*わかってるとは思いますがこれは決して本番で見てはいけませんよ。

これはカンニングペーパーを疑似作成する事で今、自身があいまいな点や弱点を洗い出す方法です。また本気でというのは、カンニングペーパーを疑似作成となると、ただありがちな用語の羅列や誰も覚えられない難しい事の書き出しになってしまいがちですが、”本気で本番で見たい”ものを作成するとなると自身の弱い点や未だに曖昧にしてる点が絞り出されてくるからです。

本番1週間前は未着手の詰め込みより長期間やってきた事を無駄にしない事に注力するのがお勧めです。

本番での心得

本番では強気で、不安な方は会場の下見も

ケアマネに限らず多くの試験ではまわりに沢山人がいて、なんか周りの人が自分よりものすごく試験ができそうに感じ緊張してしまう場合が多く、いつもの力が発揮できないなんて事もあります。しかし、その必要はありません。ケアマネ試験は合格率が20%以下になる事もある難関試験です。周りの8割の人は不合格者です。”受かるのは自分だけ”位の強気な気持ちで臨みましょう。必要以上に緊張するのもいけません。

また本番では予備の筆記用具を忘れずに持っていきましょう。その程度で落ち着くものです。また知らない場所が試験会場の方は下見に行きましょう。少しでも不安要素を無くしましょう。

時間配分に気を配る

ケアマネージャーの試験時間は一問2分(60問120分)に設定されています。

ケアマネ試験を受験する方の中には試験自体がかなり久しぶりな方も大勢いるのではないでしょうか?試験慣れしてる訳ではないので時間配分のミスで最後までできなくて不合格になってしまっては今までの努力も水の泡です。そこで大事なのは時間配分になってきます。

試験が始まったら全体を見て大体の配分を決めます。そして出来そうな問題からどんどん解いていきましょう。解いたけど自信のない問題は、何か決まった印をつけておき、見直しの際に重点的にチェックします。見直し時間も5分程度配分できれば十分です。

合格だるま

ケアマネージャー試験の場合、深く考えて発想を問われるような問題はありません。なので知らないことは解けません。本番でもわからない超難題は跳ばす勇気も必要です。満点を目指すのではなく合格点をめざしましょう。

正誤問題のコツ

ケアマネージャー試験において中心となるのは「正しいものを~個選べ」という問題です。

この時探すのは「正しいもの」ではなく「間違ってる」方を探すんです。

「正しいものを3つ選べ」は間違ってる2つを探すのです。これは皆さん無意識にはやってる、当たり前の事と思われますが、しっかり意識すると問題を解くスピードがでます。正しい方は、あってる事を書いてるのでなかなか反射的にピンとはきません。