この場合の独学は通信講座などまったく利用しないで、本屋さんなどで買ったテキストを利用する事ですが。その方法もありだと思います。
現に独学のみでケアマネージャーに合格した方も沢山いますし、それが一番自分に合ってるという方もいます。
独学のメリットとしては通信講座や専門学校に通うのに比べたら費用がかからない点です。
ただケアマネージャーに関しては、まだ歴史が浅い資格という事もあってか、他の資格に比べるとテキストの種類が豊富とは言えません。出題範囲である「介護支援専門員基本テキスト」は2,246ページありますので頭から暗記していくような方法ではあまりにも効率が悪いです。
究極を言えば来年でる範囲のみをやれば合格できます。しかしそればっかりは不可能なので出題傾向にあったテキストを選ぶ事も重要です。何よりも自分にあったものを、選ばないと続きません。
「介護支援専門員基本テキスト」は辞書代わりに使って少し厚めの問題集と過去問を解いて行くやり方もありますが、「介護支援専門員基本テキスト」は辞書というにはちょっと使いづらいかもしれません。
独学のための市販テキストの比較もしてみましたのでこちらもご覧ください。
また他のメリットとしては、勉強時間が自由という点です。通学では決められた時間に教室に行きますし、通信でも添削問題の締め切りがある場合もあります。
これは自分で勉強できる人はいいのですが締切がないとなかなか勉強ができないタイプの方の場合サボりがちになってしまう側面もあります。
独学のデメリットとしては最新情報の収集を自身でおこなわなければいけない点です。去年まで正解だったことが法改正で不正解になるような事が起こりかねません。
もうひとつは解からない事があったりした時に誰にも聞けないで進めないということです。 通信講座や専門学校では質問ができますので、その点は不利かもしれません。挫折する原因として解らない所でつまずいて勉強を止めてしまうケースは意外に多いのです。
情報が少ないという点ではテキストの当たり外れで合格が左右されてしまうという側面もあります。
通信講座がおすすめです。
テキストや問題集の収集家になってしまっていませんか?
「闇雲にテキストや問題集を購入して本棚に入れて満足する。」「いろいろなテキストに手を出して気づいたら偏った所ばかりやってる。」「試験に出題されそうにない範囲ばかりやっていた。」そんな方は以外に多いのではないでしょうか?
系統立て学習できるひとつの講座を受講する事をお勧めします。
ケアマネージャー資格取得において一番大事なのは時間です。通信講座を受講すればテキスト選びにはもう迷わないで勉強をはじめられます。
講座選びは”まとめて資料請求ができる”みたいなサイトで大量に請求して比較するのが便利です。
資料請求は無料ですし資料が来ると勉強を始める切っ掛けにもなります。
ケアマネージャーを目指す方は、すでに仕事についてる方がほとんどかと思いますが。 時間とお金の捻出さえ出来きて、専門学校・教室・講座に通う範囲に住んでる方は、通うべきだと思います。
例えば大宮福祉カレッジでは合格率が60%台から70%台の年もあるようです。 近年、合格率全国平均が20%台を考えればかなり高い合格率と言えます。
地方と都市部で合格率がちがうのは専門学校などがある都市部が有利だからと言われたりしますが、逆に言うとやはり専門学校に通うと合格率が上がると数字が証明してしまってるとも言えます。
また専門学校などに通うメリットのひとつに自分を勉強に向かわせるという事があると思います。学費を払って通ってますので一回の授業も聞き逃さず集中しようと思えます。なかなか家での独学や通信講座でなかなか机に向かえない方や、なかなかスタートが切れない方は専門学校に通うやり方がいいと思います。
ケアマネの専門学校は確かに学費が高く感じます。独学ならテキスト代だけなら1万以内、通信だったら約3万位が相場でしょう。しかし通学講座は通年コース(4月~10月が多い)で15万~20万位が相場になります。
たしかにパッと見高く感じますが、学費は自身への自己投資と考えます。確かに通わなくても勉強できるタイプの方もおられるでしょうし、生活費から捻出すると考えたら安いとはいえません。
しかし通学の費用は他の出費と違い仕事ができる状態になり報酬として戻ってくる確率の高いもの、いわば自己投資です。ケアマネになっても稼げる保証はありませんが、資格がなかったら絶対に出来ない仕事です。
講座によっては合格するまで面倒を見てくれる所や、2年目はテキスト代しか掛からない講座などがありますので上手に教室を利用しましょう。